クラウド最適化ウェビナー|アフターレポート(講演動画・資料公開)


2020年7月28日(火)にネットワールド株式会社様協催で、「そのクラウド”正しく”使えてますか?~マルチ・ハイブリッドクラウドの使い分けとコスト最適化~」と題して、ウェビナーを開催しました。

ご参加いただきました皆さま、そして運営にご協力いただきましたネットワールド株式会社様に御礼を申し上げます。

このウェビナーは、適切なインフラ活用が課題となっている多くのご担当者さまへITインフラの最適化におけるTipsをお届けすべく開催いたしました。

コロナ禍においてITの重要性が再認識され、今後DXがますます加速していくことが予想さる今、クラウドの運用・導入に課題をお持ちの方が多いのではないでしょうか?
本セミナーではクラウドとオンプレの使い分けを解説するとともに、今大注目の「CloudHealth」を提供する株式会社ネットワールド様をお招きし、DX実現に向けたハイブリッドクラウド・マルチクラウド活用へのヒントをお届けしました。

そこで今回はアフターレポートとして、ウェビナーにおけるクララオンライン(第一部)、株式会社ネットワールド(第二部)のセッション内容をお送りします。


■講演動画(完全版)・各セッションの資料をご希望の方は、以下のURLよりダウンロード申込(自動送信)にてご確認いただけます。
https://cloud.clara.jp/download-docs/webinar-cloudhealth01/


第一部:オンプレ?クラウド?今こそ考えるインフラのあり方

  株式会社クララオンライン
サービス企画部
本田 哲朗

愛知県出身。
インフラ/クラウドのセールス(営業)として日本・中国におけるクラウドやネットワークソリューションの提案、導入サポートの実績は多数。 現在はサービス企画担当として、新たなサービス設計やプロダクト開発に従事。


WithコロナによるDXの加速とその必要性

未曽有の事態であるコロナウィルスの影響は、様々な業種・業態が改めてビジネスプロセスを見直すきっかけになりました。
リモートワーク環境の整備から始まり、オフライン集客に依存する業界における経済的な影響を目の当たりにする中でデジタルを活用したビジネスの促進を進めるというDXへの動きが加速しています。

DXに求められるITインフラの形

■2025年の崖について
DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~(METI
2018年9月に経済産業省が出したDXレポート:事業に占めるIT割合が上昇することによる「2025年の崖」と呼ばれる影響を予想し、日本経済に対して警鐘を鳴らした。

✓事業に占めるIT割合が上昇
✓サイバーリスク
✓高額なレガシーシステムの更改改修費
✓デジタル競争の敗者
✓IT人材の不足
✓様々なレガシーシステムのサポート終了が2025年まで続く

レガシーシステムの保守運用にリソースとコストを取られている日本企業は、これから必要となってくるデジタルのビジネス活用への投資(いわゆる攻めのITへの投資)や、高度化するサイバー攻撃に対するセキュリティ対策ができないまま2025年に競争力を失っていくという事が懸念されており、如何にレガシーシステムの更改を進めて攻めのITへの投資を増加させるかという点が全ての企業の活動において重要とされています。

レガシーシステムの早期更改と攻めのIT体質への転換が求められる

アプリケーションはパブリッククラウドからオンプレミスのインフラストラクチャへ回帰しつつある

Nutanixが24か国・地域において、IT部門の意思決定者2,650名を対象に実施したグローバル調査「Nutanix Enterprise Cloud Index 2019」では、回答者の内73%はアプリケーションをパブリッククラウドからオンプレミスへと回帰させていると回答しました。さらに、そのうち22%が5つ以上のアプリケーションを回帰させています。
また、回答者の大半がクラウド環境間をアプリケーションが容易に移行できることが必須もしくは重要であると述べています。

そして、オンプレミスのインフラストラクチャへの回帰やクラウド環境間のアプリケーション移行のニーズを受け、Outposts(AWS)、Azure Arc、VMware on AWSなどの、ハイブリッド環境を推進するツールのリリースが相次いでいます。

以上の2点から、クラウドも万能ではなくエンタープライズのITインフラにおいてはオンプレミスとクラウド、それぞれが必要である事を示しています。

オンプレミスとクラウドの適切な使い分けが必要

全てに万能なインフラは存在しません。パブリッククラウドにはパブリッククラウドの、オンプレミスにはオンプレミスに合ったシステムが存在します。

ハイブリッドクラウド環境を用意し、アプリケーションの特性に応じた適切なインフラを使い分けることがDX実現のために求められます。

【DXに必要な「モード1」「モード2」という考え方】
システムで求められる要件は、守りのIT「モード1」と攻めのIT「モード2」に大別することができます。(米国調査会社ガートナー社が2015年に提唱したバイモーダルIT理論。)

ウェビナーでは、上記の「モード1」と「モード2」の使い分けを例に、それぞれに適したインフラの形が紹介されました。

オンプレでもクラウドでもない、第三の選択肢:Clara Cloud

  • HCI as a Service:Nutanixを月額サブスクリプションでご利用いただけます。
  • コンポーネント比較:オンプレ vs IaaS vs Nutanix vs Clara Cloud
  • クラウド接続サービス:パブリッククラウドとClara Cloudを接続し、シームレスなハイブリッドクラウド環境をご提供

ITインフラの統合管理の必要性

  • インフラのサイロ化がもたらす情シス部門の工数増
  • パブリッククラウドとオンプレミスを正しく使いこなす難しさ

 

第二部 : パブリッククラウド費用の25%を削減する「CloudHealth by VMware」の実力とは?

  株式会社ネットワールド
マーケティング本部
ソリューションマーケティング部
SDソリューション課
竹内 純 氏

株式会社ネットワールドでVMware製品のマーケティング担当として主に新規プロダクト立ち上げに関する企画やプロモーション、提案活動に従事。 2017年、VMware社のGlobal選定基準により認定される「VMware vExpert」を受賞。


マルチクラウド/アカウントの課題

2018年11月開催のAWS「re:Invent」において、310人のテクニカルエグゼクティブやビジネスエグゼクティブを対象にアンケートを実施。

40%:2つ以上のクラウドを利用するマルチクラウドユーザー
18%:AWS/Azure/GCPのクラウド3社を利用
58%:マルチクラウドでクラウド利用を検討
10%:AWSのコストを Excelで管理

マルチクラウド:アプリケーションサーバはAWS、ユーザー解析はGCP上で、など複数のクラウドサービスを組み合わせて利用する。

マルチアカウント:1つのクラウドサービスを複数のアカウントで使い分ける。部署毎やチーム毎、個人レベルでアカウントをたくさん持っていることも。

マルチアカウントのメリット・デメリット

メリット デメリット
完全なセキュリティとリソースの分離 アカウント毎の複雑なセキュリティポリシーの必要性
アカウント毎に行える課金管理 アカウント間の課金の取りまとめや配賦
問題発生時の影響範囲の縮小 構築・運用のオーバーヘッド

⇒課題:担当者毎に純正ツールやそれぞれの経験で管理

まとめ

上記AWSイベント参加者の98%がマルチクラウドを活用/検討

<直面する課題>

  • 可視性の欠如
  • 運用の複雑化
  • セキュリティ

CloudHealth by VMwareについて

2018年8月、VMwareがCloudHealth Technologiesを買収

CloudHealth Technologiesは全世界で3,000の顧客を有し、AWS、Microsoft Azure、Google Cloudなどのクラウド環境全体にわたるクラウド運用プラットフォームを提供しています。このプラットフォームにより、顧客はネイティブなパブリック クラウドに関するコスト、利用率、セキュリティ、パフォーマンスを一元的に分析、管理できるようになります。
出典:マルチクラウド運用の世界的なプラットフォームであるCloudHealth Technologiesの買収の意向を発表 | JP

CloudHealthはマルチクラウド環境を最適化する統合管理ツール:SaaS

各クラウドとCloudHealthが連携して、様々なデータをCloudHealth上に収集し、コスト・使用状況・アセット・性能・可用性・セキュリティを1つの画面で分析を可能にします。

CloudHealthが解決する 3 つの ポイント

  • 可視化
    マルチクラウドおよびデータセンター全体の統合された可視性とレポート作成機能
  • 最適化
    コストとパフォーマンスが最適化されたアーキテクチャを構築して実行、容易に拡張可能
  • ガバナンス
    ビジネスポリシーとガバナンスの定義の実施に基づいて資産を自動化し、制御可能

CloudHealthの導入事例

※メーカーが出しているCloudHealthの公開事例です。

1.可視化

  • マルチクラウドの状況を一元的に可視化することが可能に。
    -セールスフォース社
    -ロバート・ハーフ社
    -イントゥイット社
    クラウドリソースが持つ様々な情報を利用して、CloudHealth独自の論理グループ「Perspectives」を定義して管理・分析が可能。→複数のクラウドやアカウントが持っているリソース毎、あるいはシステム毎に、マルチクラウドの状況を可視化し、管理・分析を容易にします。

2.最適化

  • クラウドのダウンサイジングによるコスト削減
    – コックス・オートモーティブ社
    リソースの契約料金や使用状況に応じて自動計算を行い、リソースを最適化
    リザーブドインスタンス利用による節約可能コストの自動提案
  • 運用自動化とゾンビリソースの排除
    -ジフ・デイビス社
    -スカラティック社
    -ステップストーン社
    マルチクラウドでないお客様も活用可能

3.ガバナンス

  • クラウド上で発生したアクティビティの可視化
    ポリシー違反やセキュリティリスクのあぶり出しが可能
  • ポリシーベースでのアラート管理
  • 顧客ごとの要望をポリシー設定で実現可能

CloudHealth by VMware導入効果

ネットワールド社での技術検証環境のAWS費用の推移

37%削減の実現も、やったことはすごくシンプル

A)不要リソースの削除
– CloudHealthが検出した未使用リソースを、精査して削除

B)コスト意識の徹底
– レポートの自動配信で、AWS管理者以外にもコスト意識を徹底
① チーム単位の日次請求額のレポート
② 全社の日次請求額のレポート
③ 全社の月次請求額のレポート


以上がレポートになります。

ご参加いただきました皆さま、そして運営にご協力いただきましたTIS株式会社さま、AWSさまに御礼を申し上げます。

当ウェビナーの講演動画、資料は下記よりダウンロードいただけます。
ぜひご覧ください。

【セミナー動画】そのクラウド”正しく”使えてますか?マルチ・ハイブリッドクラウドの使い分けとコスト最適化 | Nutanixの月額利用ならClara Cloud


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