
Microsoft Azure China 基礎編(3/3) WEBアプリ開設
こんにちは!
今回はWEBアプリの作成(WordPressの配置)について説明します。
にアクセスしサインインした状態から開始します。
※アカウントの作成、仮想マシンの作成については以前の記事をご参照ください。
アカウントの作成 → Microsoft Azure China の使い方(1/3) アカウント開設
仮想マシンの作成 → Microsoft Azure China の使い方(2/3) 仮想マシン作成
WEBアプリ作成
では早速WEBアプリを作成してみましょう。
画面下左部の「新規+」から
「COMPUTE」「WEBアプリ」を確認すると、
Microsoft Azure Globalにあった「ギャラリーから」がありません。
CMS、Eコマース用のアプリインストールは自分で行う必要がありそうです。
ということで今回はWordPressを使いたいので、
「COMPUTE」「WEBアプリ」「カスタム作成」を選択しましょう。
SQLを新規で作成します。
プロビジョニングが開始されるので5分程度待ちます。
無事にWEBアプリが作成されました。
では、実際にWEBにアクセスしてみましょう。
「ダッシュボード」右側中段にURLがあるのでそこをクリックすると、
ちゃんと表示されますね。
WEBアプリにWordPressを設置
WEBの表示が確認できたので続いてWordPressの配置に移ります。
「ダッシュボード」右側下段に「FTPSホスト名」、「デプロイ/FTPユーザー」の情報があるのでFTPSで接続します。
※画像はWinSCPです。
/site/wwwroot/配下にblog というフォルダを作成しWordPressの中身をアップロードします。
中国北部(北京)に作ったはずなのにあんまり速度出てないなあ。
MYSQL DATABASE ON AZURE
ではつづいてMYSQLの作成です。
Microsoft Azure China独自の機能である「MYSQL DATABASE ON AZURE」 を利用します。
「新規+」「DATA SERVICES」「MYSQL DATABASE ON AZURE」「簡易作成」をクリックします。
MYSQL SERVERが作成できたらデータベースを作成します。
上部タブ「データベース」に移動し下部「+追加」をクリックします。
これでWORDPRESSをインストールする準備が整いました。
先ほどのURL/blog にアクセスしWORDPRESSのインストールを進めます。
記入内容 | MYSQL DATABASE ON AZURE側の情報 |
データベース名 | データベースから確認できます。 |
ユーザー名 | アカウントから確認できます。 |
パスワード | アカウントよりパスワードのリセットを行えます。 |
データベースホスト | ダッシュボードのサーバアドレスを記入します。 |
入力内容に間違いがなければインストールを実行します。
サイトのタイトル
WORDPRESS管理者のユーザー名、パスワードを設定すれば完了です。
インストールが実行されるので完了までしばらく待ちます。
成功しました!
以上でWEBアプリの作成(WORDPRESSの配置)が出来ました。
※中国国内でのWEB表示の際にはICP登録が必要となりますのでご注意ください。
次回はCDNの作成について説明します。