Interview#04

ゲーム成熟市場である韓国へ
未経験で挑んだライセンスアウト

株式会社ロボット

アジア進出は“できる”その自信が一番の成果
パートナーさえいれば難しくない

株式会社ロボット
コンテンツ事業部 ディレクター/プロデューサー 
稲川亮輔

“エンタテインメントを通じて、勇気と希望を社会に与えていく”という企業コンセプトのもと、テレビCM、劇場映画、モバイルコンテンツ、WEBサイト、キャラクター開発、アニメーション制作、グラフィック デザインなど、多岐に渡る領域でコンテンツを制作。映像制作を中心にしながら、ゲームやモバイル分野のデジタルコンテンツ制作にも積極的に取り組む。2014年には初のオリジナルスマホネイティブゲーム『マジックガンナー』を日本市場向けにリリース。


マジックガンナー

Google Play/AppStoreにリリースされたスマホ用のゲームアプリ。プレイヤーが魔法の力を持つ銃と弾丸を操る“ガンナー”となり、人類の脅威となったAI兵器やミュータントと、命と弾丸の続く限り戦い続ける戦術系ガジェットRPGである。“銃に弾丸を詰めて撃つ”だけのカンタン操作で、ミッション毎に展開される頭脳戦に攻め方・攻め時を見極めながらゲームを進めていく新感覚のゲームアプリとして、韓国のNAVER App Storeのゲームアプリ人気ランキングで最高6位にランクイン。

マジックガンナー オフィシャルWEBサイト(スマホサイト):http://magicgunner.com/

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「拍子抜けするほどスムーズだった」韓国へのローカライズ

『マジックガンナー』は、開発当初から、ある程度ローカライズや引継ぎのしやすさを意識していました。海外のFPSゲームが好きで、そのテイストに影響されてコンセプトやデザインの制作していたため、いわゆる「日本的なゲーム」でないこともあり、そのまま海外に出してもウケるんではないかという淡い夢みたいなものもありました。しかし実を言うと、ゲームのライセンスアウト/ローカライズのための具体的なノウハウはその時点では特になかったので、海外展開については消極的な雰囲気さえありました。また、リリース当時に、丁度、海外展開されていた日本のパブリッシャーの海外事業を閉鎖が相次いだり、周りの失敗談を聞いたりしたこともあり、リスクを不安視して、ステレオタイプに「難しいだろうな」という認識がありました。
ところが、実際にこうしてクララと韓国へのローカライズプロジェクトを完遂してみると、率直に言って「こんなにスムーズにできちゃうのか」という感想です。こんなことなら、もっと早く取り掛かっていれば良かったと(笑)。

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スマホネイティブゲームの開発も海外展開も初挑戦

そもそも『マジックガンナー』というスマホネイティブゲームの企画・開発というプロジェクト自体が、当社にとって初めての挑戦なんです。PCやフィーチャーフォンでのブラウザゲーム開発の実績はありましたが、スマホネイティブという領域での新しい挑戦として『マジックガンナー』のプロジェクトは立ち上がりました。初めてということもありますが、後発のプレイヤーとして、まずはニッチで限られた領域だけど、確実にファンがいるジャンルを狙おうと考えました。その分、コアなファンを満足させるためのきめ細かいクオリティが求められますが、自分たち自身が得意で、何よりも好きなカテゴリなら、ユーザーと同じ価値観でこだわりをもって開発できるんじゃないかと考えたんです。ということで、私の好きな銃を使ったゲームになりました(笑)。私、サバイバルゲームが趣味なんです(笑)。

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パブリッシャーをどうやって決めれば良いのか

日本版がリリースされてほどなく、海外のパブリッシャーからローカライズの問い合わせがいくつか来るようになりました。それ自体はもちろんとても嬉しいことなのですが、どの程度相手の業者を信頼して良いのか、私たちではまったく判断ができませんでした。基本的に「良いことばかり」しか言ってこないですし、よく話を聞いてみてもローカライズのプロジェクトを進めるにあたって具体的に何が必要か、私たちには何が足りないか、ボトルネックがどこにあるか、など問題を洗い出すためのコミュニケーションがしっかりと取れなかったんです。中には、海賊版をリリースしていたり、与信に不安があったりと、とても前向きに考えられない業者もあり、そのまま受け身の状態では、まったく海外展開は進んで行きそうにありませんでしたね。

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とにかく驚いた。クララオンラインとの出会い

クララの存在はもちろん知っていました。ただ、どちらかというとインフラ構築の会社、というイメージがあり、いわゆる「老舗のサーバー屋さん」という認識でした。それだけに、はじめて『マジックガンナー』のライセンスアウトについて打ち合わせさせて頂いた時には、とても驚きましたね。もうね、一言で言うと「すげぇ!」と思いましたよ(笑)。これまでとは、まず情報の質と厚みがまったく違いました。またそれが、現地の実績や経験をベースにしたお話しなのでリアリティがある。初回の打ち合わせの段階で、従来とは比較にならないほど輪郭のはっきりした情報と知見をご提供いただいたので、「これならいけるのでは」と高い期待感を抱いたのを憶えています。
あと、クララの外国人スタッフの日本語能力の高さ、これにも驚きました。ほんとうに「こりゃあ、すごい」と思ったと同時に、自分の語学力のなさに危機感を覚えまくりました(笑)。

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そして韓国SesiSoft社へのライセンスアウトを決めた

それまで積極的に問い合わせがあったのは中国、台湾のパブリッシャーでしたが、ローカライズ第一弾はクララにご紹介して頂いた韓国のSesiSoft社に決めました。結果的に最適なパートナーをご紹介して頂けたことに満足しています。そもそも私たちは、どういう観点でパートナーを選定すれば良いかも分からなかったのですが、1:銃を用いたミリタリーMMORPG系のオンラインゲームですでに実績のあったSesiSoft社とガン・ガジェット系の『マジックガンナー』が非常に親和性が高かったということ、2:韓国では投機的目的でコンテンツに投資する投資家企業も多いとお聞きしましたが、自社で出資・開発しているSesiSoft社ならディベロッパーとの密着度も高く、技術的にも価値感的にも信頼度が高かったということが決め手になりました。

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シビアな交渉やライセンス契約のサポートまで

パートナー選定の段階から、クララがゲームの内容や開発プロセス、リリース後のクロスプロモーションの可能性にまで踏み込んだ視野を持っていたことにも感心しましたが、その後のスムーズなやりとりに欠かせない交渉面をサポートしてくれたことにも感謝しています。ローカライズには技術的作業と契約的作業の二つが伴いますが、契約作業においても十分なサポートをして頂きました。海外との契約ということで、法務関係の手続きで、多少手間取ることは想定していたのですが、クララがタームシートを作成してマイルストーンを明確化してくれたり、懸念事項を事前に共有してくれたので安心できましたね。契約内容の翻訳はもちろん、シビアな交渉にも粘り強くあたってくれたことから、結果的には国内の契約を決裁するのと同じスピード感で進めることができました。通常、1年程度かかると聞くローカライズのプロジェクトが、わずか5ヶ月足らずでリリースまで達成できたのも、手厚いサポートのおかげです。

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ローカライズのプロジェクトを通して得た発見

ローカライズが上手くいったことそのものがもちろん成果ですが、このプロジェクトを通じて得られたものが他にも数多くあります。まずプロジェクトを通じて韓国やアジアの市場ニーズを知ることができたので、これはゲームに留まらず、当社の主力事業である映像コンテンツのライセンスコントロールなどにも今後役立つでしょう。中国や韓国の市場がどういうコンテンツを期待しているのか、コスト感覚はどのくらいか、交渉プロセスはどうなっているのか、といった今回の経験を全社的に共有して活かしていきたいですね。それから韓国のゲーム市場の成熟度をじかに体験できたことも貴重でした。韓国のゲームショウを訪れているユーザーや企業の多国籍ぶりにも驚きましたし、予想以上に非常に高いレベルのゲームが次々と出てきていて刺激を受けました。日本はゲームの世界観や絵づくりを得意としていますが、さらにそこに韓国の強みである技術力や仕組みづくりを加えることで、よりよい作品を生み出すことができるのではないかという期待を持ちましたね。

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結局は人と人とのコミュニケーションが決め手

ゲーム開発は通常、多くのスタッフが関わっています。ライセンス交渉においては、技術担当者や契約担当者などがそれぞれ役割を明確化することが大事ですが、同時に情報を一点に集中して全容を把握しておく役割も重要です。クララは元々技術領域に詳しいので頼りがいがありましたし、技術から契約まで常に全体像を把握している存在として大変心強かったです。また、これはぜひ強調しておきたいのですが、クララのスタッフは「人柄が良い」(笑)。様々な国籍のスタッフが在籍していらっしゃいますが、パーティ会場で偶然お会いしても、遠目からでもその人がクララのスタッフかどうかが分かるくらい、みなさん共通して礼儀正しく朗らか。これ本当に重要なことなんですよ。話しやすい、相談しやすい、頼みやすい、というのは実を言うと、今回のようなパートナー探しに一番重要な事なんじゃないかと思います。『マジックガンナー』の海外展開はまだ始まったばかりですが、クララにはぜひ北欧やロシアへも業務も拡大して頂きたい(笑)。まずはアジアを足がかりに、ゆくゆくは一緒に世界展開を手かげていきたいですね。

#11

日本からアジアへ展開
ニフティクラウドを選択
要件に沿ったハイコストパフォーマンスな構成

“良いものをつくりたい”が合言葉
得意分野を活かしたチーム体制で話題のゲームを開発

セイノーホールディングス株式会社

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#10

日本での事業拡大
AWSの運用・監視・保守を全面委託|
越境ECからグローバルIoTビジネスへ

規制緩和で活性化するサブスクリプションビジネス
AWSへの移行・導入はもはや規定路線

ビープラッツ株式会社

規制緩和で活性化する市場でAWSへの移行・導入はもはや規定路線。クラウド活用なくしてサブスクリプションビジネスは成立しません。

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Case#04

日本からアジアへ展開
日本ではニフティクラウド、中国では鴻図雲|
ベースが同じだからこそスムーズに中国展開が可能

密な連携で安定稼動
ともに中国市場という大海をわたる

欧立恩拓电机商贸(上海)有限公司

日々変わり行く中国の状況に臨機応変に対応するために重要なのは、日本・中国の両国でしっかりと必要なコミュニケーションをとり続けること。

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#09

日本での事業拡大
金融業界のIT化はまだ始まったばかり|
FinTechを支えるのは確かな安定性とセキュリティ

サーバ構築・保守への信頼は10年来
要求レベルの高い案件もクララなら任せられる

株式会社想研

金融業界に押し寄せるIT化の波に乗り、当社のビジネスも急激に拡大。高度なセキュリティと安定性を備えたインフラの整備は必要不可欠です。

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Case#03

日本からアジアへ展開
日系だから安心できる|
鴻図雲で安定したサービス稼動

特異な国・中国で独自のサービス提供
パートナーとの協力体制で数々の問題を乗り越える

上海賢房信息技術有限公司

日系クラウドサービスならではの安心感を決め手に鴻図雲を導入。タイトなスケジュールや急な変更にも臨機応変にご対応。

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#08

日本での事業拡大
戦略的システム部門へと方向転換|
サーバ移管はその実現への第一歩

部員3人で70台のサーバを管理
手間とリスクの解消は切実な課題だった

日本コンベンションサービス株式会社

部門全体への負荷を軽減し、その時間をコア業務に充当する。サーバ移行を検討し始めた段階から目指していたことが、ようやく形になってきたといえます。

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#07

日本での事業拡大
紙カルテのデータ化実現は|
安心・安全な国内BCP対策が決め手

カルテのデータ化から国内BCP対策とビッグデータ活用
基幹システム構築やモバイル活用で連携していきたい

湘南美容外科クリニック

新しいカルテシステムの目的は、保管スペースの削減やBCP対策だけではありません。ビッグデータである膨大なカルテ情報の活用も大きな目的です。

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#06

日本での事業拡大
サポート力に絶対の信頼をおいて10年|
「何が起きても大丈夫という安心」を実感

サーバ構築から海外市場進出支援まで
手厚いサポートが魅力

インクレイブ株式会社

機密保持の要求水準が高い案件も任せられるという安心には、費用以上の価値があると思っています。

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#05

日本での事業拡大
システム全面移行の一大プロジェクト|
日々の運用を通しての対応で障害が10分の1に

基幹サーバの全面移行を決断
信頼できるMSPにサーバを任せ攻めの姿勢へ

株式会社ドゥ・ハウス

もしサーバの管理をずっと自社で賄っていたとしたら、現在の私たちのWebサービスのいくつかは生まれていなかったかもしれません。

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Case#02

日本からアジアへ展開

スピード感を持った動きで中国市場に挑む
糖猴子有限公司

必要なタイミングで必要なサービスを求められるスピード感でご提供。アクセスの増減にあわせ、フレキシブルに対応できる高品質なクラウドサービスに魅力。

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Case#01

日本からアジアへ展開

鴻図雲とともに中国で羽ばたく
本田技研工業(中国)投資有限公司

クラウドサービスと物理サーバの良いところを組み合わせ、より自由で高品質な環境をご利用いただけるハイブリッドでの構成をご提案。

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#04

日本からアジアへ展開
ゲーム成熟市場である韓国へ|未経験で挑んだライセンスアウト

アジア進出は“できる”その自信が一番の成果
パートナーさえいれば難しくない

株式会社ロボット

通常、1年程度かかると聞くローカライズのプロジェクトが、わずか5ヶ月足らずでリリースまで達成できたのは、クララの手厚いサポートのおかげ。初回の打ち合わせから、「これならいける」という高い期待感を持ちました。

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#03

クララならできる
1%の可能性をあるというかないというか|できるまでやるクララのソリューション

“難しいことをやってのける集団”
それがクララオンラインだと思う

株式会社クララオンライン グローバルソリューション事業部

私たちがチームでサービス提供しているのは、お客様のまだ漠然としたご要望を引き出す役目、お客様がまだお気付きでない点を発見する役割、考えられる問題点や検討のポイントをあらかじめ共有する専門的な視点、をすべてワンストップでご提供したいからです。

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#02

クララならできる
お客様と一緒に挑戦する|クロスボーダービジネスのパートナー

試行錯誤した実体験こそクララの強み
失敗の経験も含めてノウハウを提供したい

株式会社クララオンライン

私たちは、そもそも継続的なお客様とのパートナーシップがビジネスのゴールだと考えていますから、とにかくお客様のビジネスが成功しなければ私たちの成功もありません。そのために「私たちができることは何でもやる」というスタンスでサービス提供を行っています。

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#01

日本からアジアへ展開
中国で新しくビジネスを展開するということ|中国でのゲーム事業展開支援

DNAに刻まれたベンチャースピリット
中国市場進出への挑戦

株式会社プレミアムエージェンシー

中国現地のパートナー企業と組んで開発を進めるにあたって、ソースコードの管理・共有を日本と中国という2つの会社の間で確実かつ円滑に行うためには、クラウドにデータを置いて進めるしかないと考えたのです。

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